サック州立大学の学生が、十分なサービスが受けられていない地域における大気の質と健康との関連性を研究

Aug 18, 2023

シンシア・ヒューバート

2023 年 8 月 3 日

高速道路や工業用建物に囲まれたサクラメントの 4 つの「環境正義コミュニティ」は、他の地域に比べて空気の質が悪く、住民にリスクをもたらす可能性が高くなります。

この夏、サクラメント州立環境学部の学生たちは、大気の質と健康問題との関連性を研究するために、これらの地域に広がり、汚染物質のレベルを測定しています。

彼らは特別な監視装置を使用して、サクラメント郡が汚染物質、毒素、その他の環境問題の影響を最も受けている地域として指定しているノース・ハイランド、ノース・ヴィンヤード、サウス・サクラメント、西アーデン・アーケード地区で大気サンプルを収集している。

研究者らは、得られたデータを地域団体やサクラメント郡公衆衛生局からの情報とともに分析し、これらの地域の劣悪な大気環境が健康への悪影響と関連しているかどうかを判断する予定だ。

「将来的には、サクラメントと国全体が、私たちがさらされる汚染のレベルが人種や階級に依存しないレベルに達することを願っています。」 -- Kaarina Thompson、学生研究者

この情報は住民に貴重な情報を提供し、影響を受けた地域の生活の質を改善するための将来の政策やプログラムを知らせる可能性があると、プロジェクトを主導する環境学のウェイン・リンクレイター教授は述べた。

リンクレイター氏は、学生たちはその過程で強力な教育を受けることになると述べた。 このプロジェクトにより、彼らは大気サンプルの収集と文書化の方法などの技術スキルを学ぶことができるだけでなく、重要なコミュニティ活動に参加することもできると同氏は述べた。

「本当に素晴らしいと思います」と、この夏このプロジェクトに取り組んでいる環境科学の学生、アレクシス・オフィサーは語った。 「私はこれまでにこのようなことをしたことがありません。」

彼女と他の学生は最近、キャンパス内で空気監視のスキルを微調整しました。 リンクレイター氏は研究室内で、チューブを通して空気を吸い込み、一酸化炭素、亜酸化窒素、粒子状物質などの一般的な汚染物質を分析する弁当箱ほどの大きさの機械をデモンストレーションした。 彼は屋外で、水銀、銅、亜鉛などの重金属を測定するはるかに大型の機械を使用できるように学生を訓練しました。

研究によると、貧しい地域にある有色人種のコミュニティは大気汚染、特に車両や工場から排出される粒子に過度にさらされていることがわかっています。 国立環境保健科学研究所によると、大気汚染は人間の細胞の変化と関連しており、がん、心臓病、呼吸器疾患、神経疾患などの健康問題の一因となる可能性がある。

サクラメント州の調査の焦点となっている地域は、交通量の多い高速道路、大型ディーゼルトラックが集まる交通拠点、その他の潜在的な汚染リスクに比較的近い。 また、空気を濾過する木の数も少ないです。

学生や地域グループのメンバーは、さまざまな地域でさまざまな時間帯に大気サンプルを収集し、データをスプレッドシートに記録しています。 リンクレイターはデータを分析し、日、週、季節を通じて排出量がどのように変化するかを文書化します。

ストーリーは画像の下に続きます。

リンクレイター氏によると、これまでのモニタリングでは、時間帯や曜日に応じて「大気の質に大きなばらつきがある」ことが判明したという。 空気の質が最も良いのは夜間と、通勤する労働者の少ない日だと同氏は指摘する。

研究者らは最終的には公衆衛生局と協力して、大気の質の悪さが住民に健康リスクをもたらすかどうかを判断する予定だ。

この研究には、州司法省と全国的な非営利団体セカンド・ネイチャーからの助成金13万2000ドルが資金提供されている。 プロジェクトに参加している地元の非営利団体には、Breathe California や United Latinos などがあります。

学生研究者のカーリーナ・トンプソン氏とベロニカ・モスケダ氏は、彼らのフィールドワークは住民から好評だと語った。

「大気汚染は人々の健康にとって大きな問題です」とトンプソン氏は言う。 「私たちがサック州出身で、何をしているのかを説明すると、人々は非常に興味を持ってくれます。」